CATEGORY

警察小説

ミステリーのうち、警察を題材にしたもの

数々の謎が明らかになるノンストップ刑事物語。冬の狩人 大澤在昌/著

1.概要 大澤在昌の狩人シリーズの最新刊です。見かけは単なる小太りの中年のおっさんである一匹狼の佐江刑事が主人公となります。 今回の事件の発端は、3年前にH県で発生した「冬湖楼事件」です。未だに解決できていませんでしたが、この事件で行方不明だった重要参考人である阿部佳奈からH県警にメールが届くところから物語は始まります。 この重要参考人から、出頭する条件として、何故か、警視庁新宿警察署の刑事である […]

「毒島原発」の刑事時代の事件帖。毒島刑事最後の事件 中山七里/著

1.概要 中山七里著の作家刑事毒島に続く、毒舌の凄腕刑事が活躍する推理小説と言うか警察小説の第二弾です。 「登場人物はとんでもないモンスターだらけ!作家刑事毒島 中山七里著」で登場した毒島刑事が、素晴らしい推理で、犯人達を検挙したのち、彼らをぐうの音が出ないほど、けちょんけちょんにやっつけます。 第一作では、出版界に登場する勘違い野郎と言うか自己中野郎を相手に戦っていた?のですが、こちらの小説に登 […]

過去と決別できていない鮫島が活躍 暗約領域 新宿鮫Ⅺ 大沢在昌/著

1.概要 久々の新宿鮫シリーズ11弾になります。前作発表から8年経ちました。 前作で、鮫島が信頼し、バックアップともなってくれた上司の桃井が殉職し、さらに、癒しとなっていてくれた恋人・晶とも別れた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、事件で断ち切られた絆に未だに縛られており、睡眠がとれなくなっています。 そのため、新たな捜査に没頭することで、その傷を癒そうとしているようです。そして、登場時の鮫島は、桃井 […]

神奈川県警刑事部長となった竜崎伸也の初の事件は?清明 隠蔽捜査8 今野敏

1.概要 隠蔽捜査も8に来ました。今回は、神奈川県警の刑事部長となって赴任した竜崎信也の初の事件を描いています。 今野敏の小説ですので、サクサクと読み進めることが出来ます。この小説もコロナ禍の中で読み始めたこともあり1日で読んでしまいました。 相変わらず面白いです。周りがあっと驚く、相変わらずの竜崎の仕事の進め方で事件を捌いていきます。 神奈川県警に異動したことで、どういう話になっていくのか、今ま […]

初めから謎、謎、謎と進みますが、読後は爽やかです!警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官 梶永正史

1.概要 本作は、2014年第12回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作です。「このミス」大賞作は、外れがないと感じていますので読んでみました。 この物語は、文章は読みやすく、すらすら読めると思います。60爺は面白く読めました。物語は、銀座のど真ん中の銀行で銀行強盗が発生するところから始まります。動くな。床に伏せろ。手を上げろ。 主人公は、表題にもある通り、警視庁捜査二課の郷間彩香です。警部 […]

アイドル殺人事件に東京湾臨海署安積班の面々が挑む!炎天夢 今野敏/著

1.概要 前回の「呪護」に続き、今野敏著作の小説です。久々に読んだ後、作者の同じ小説を読むことがよくありますね。 今回の作品は、「東京湾臨海署安積班シリーズ」の最新刊です。この小説は、台場をはじめとする湾岸地域を管轄する警視庁東京湾臨海警察署を舞台に、安積警部補率いる刑事課強行犯係安積班の活躍を描くものですね。 今野敏は、シリーズものを多く手掛けていますが、それぞれのシリーズごとに、主人公を支える […]

機動捜査隊の新しい相棒はスーパーマン!機捜235 今野敏/著

1.概要 今野敏の警察小説は、どれを読んでも面白いですね。この小説もあっという間に読み切りました。 機動捜査隊の隊員である高丸巡査部長を主人公にした連作短篇集です。相棒の梅原がちょっとした油断から入院し、その代わりが相棒として着任するところから物語は始まります。 新しい相棒は、定年間近57歳の縞長でした。警官としては大ベテランですが、話を聞くと、刑事になったのは40で機捜は初めてだということでため […]

ハマの用心棒が捜査本部に出張して活躍!スクエア 今野敏/著

1.概要 今回の作品は、「横浜みなとみらい署暴対係」が舞台です。ご存知、「ハマの用心棒」こと諸橋が活躍する警察小説です。 本橋が登場すれば、敵役である県警本部監察官の笹本も登場しないはずはありません。そして、相棒の城島や、やくざの神野も当然のように登場しています。 おなじみの面々をどう活躍させるか、今回は、県警本部長が直々に、諸橋、城島に面会したいと言ってくるところから始まります。 諸橋は、お偉方 […]

女性蔑視の県警で懸命に働く女性警察官のお話6篇!W県警の悲劇 葉真中顕/著

1.概要 この方の小説を読むのは初めてです。読み終わっての感想ですが、そこそこ楽しめました。 最終話は「えーっ!」っていう展開でした。面白かったんですが、ちょっとおっかない終わり方をしますよ。是非、読んでみてください。 一般的に、警察という組織は、女性を軽く扱う風潮が顕著であると聞きますが、まさしく、そんな風土を持ったW県警の中で苦闘する女性警察官達の姿を描いた短編連作の推理小説です。 6篇が納め […]

警備部の兄ちゃんがヒイヒイ言いながら何とか事件解決!キンモクセイ 今野敏/著

1.概要 今野敏の警察小説で、舞台は警備部ですね。警備部(公安)って、刑事たちと仲が悪いってイメージがあります。 たしか、今野敏の小説でも、警備部の腕利き「ゼロ」の活躍が描かれたものがあったと記憶しています。調べてみると、「警視庁公安部シリーズ」でした。 今回の小説の主人公はキャリアの隼瀬です。 しかし、この主人公、あまりパッとしないなアというのが、60爺の印象です。若いからなのかもしれませんが、 […]