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青春小説

心温まる物語、行助と好みの未来に幸あれ!静かな雨 宮下奈都/著

1.概要 「羊と鋼の森」の著者である宮下奈都の作品です。60爺は、この作品の感想で、「静かな空間で語られる若手ピアノ調律師の成長の物語!」と述べました。 こちらは、鯛焼き屋のこのみと彼女に寄り添い共に暮らす障害を持った主人公行助の物語です。この物語も、「羊と鋼の森」と同様に、「静かな空間で語られる」ものです。全編を「ほんわかとした」感じで流れています。 本当に優しい優しいお話です。物語が淡々と進ん […]

古典部シリーズとはちょっと違った感覚!本と鍵の季節 米澤穂信/著

1.概要 米澤穂信の小説なので読んでみました。やはり、推理小説でした。 主人公は、僕(堀川次郎)と松倉詩門(まつくらしもん)の二人組です。彼らは、図書委員会の一員です。 彼ら二名が遭遇する事件?が6篇収蔵されています。 この小説を読み始めて、すぐに、この小説の設定は、米澤穂信の代表作である古典部シリーズの二人につながるなと感じました。 即ち、古典部の「ホータロー」こと折木奉太郎、「里志」こと福部里 […]

復活しようともがく芸人を描く、本にも含めた一発屋の再起の物語!一発屋芸人列伝/山田ルイ53世 著

お笑い芸人髭男爵のシルクハットをかぶった方が作者です。自分を含めた、所謂、一発屋芸人を訪ね歩いて、インタビューを行い、現在の彼らの生き様を綴ったノンフィクションです。 世の中から消えた芸人たちの現在は、ブレイクしたあの時より面白かった!?発売前から話題騒然、雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。 この書籍に選ばれた?芸人ですが、「いたなー、こういう人」と言う芸人もいれば、「誰、この人」っていう芸人もおり […]

静かな空間で語られる若手ピアノ調律師の成長の物語!羊と鋼の森 宮下奈都/著

60爺は、この表題を見て、最初は、冒険小説の類かと思いました(いつも冒険小説ですが・・・^^; )。 内容は、ピアノの調律師の物語ですね。 何の目標も持っていなかった少年が、高校生の時に、ピアノの調律師が、学校のピアノを調律して、その第一声を切った途端、その音に魅せられて調律師の道を志すところから始まります。 何かと話題の本で、2015年紀伊國屋書店による「キノベス!2016」第1位に選ばれました […]

多彩な恋愛模様、自分を主人公になぞらえて読むとまた格別!恋のゴンドラ 東野圭吾/著

東吾圭吾の恋愛小説で、短編の連作になっています。 舞台は、里沢温泉スキー場です。この里沢温泉スキー場は、他のスキー場よりも敷地が広く、多様な滑走エリアがあることで有名な場所であるという設定です。 このスキー場を舞台にして、7つの恋愛が物語られていきます。始めの物語では、広太と桃実。 この男がひでエ奴で、エピローグで最悪の展開にさらされるのは自業自得ですが、うまーく物語をつなげていくのは、さすがに、 […]

コミカルな冒険小説?罪を晴らすために躍動する若者達を描く!雪煙チェイス 東野圭吾/著

60爺にとって、久しぶりの東野圭吾の小説です。 プロローグで、脇坂竜実(わきさかたつみ)は、あるスキー場に行き、林間コースで自撮をしている女性を見かけ、その手助けをします。 プロ級のスノボーの腕を持つその美女は、誘いをかけようか考えていた竜実の目の前から、あっという間に姿を消してしまいます。しかし、竜実は、その女性が好みの顔立ちであったこともあり、忘れがたいものでした。 そして、殺人事件が発生しま […]

古典部シリーズ第6作相変わらず面白い、「える」の将来は?いまさら翼といわれても 米澤穂信/著

さて、今回紹介の、この小説は、とても面白いですね。いつ読んでも。 米沢穂信の古典部シリーズ第6作になるんですか。今回も、選りすぐりの短編6作が並んでいます。 60爺は、この小説は、一作目の「氷菓」以来、神山高校古典部以下4名の活躍する推理小説であると思っています(誰もがそう思うか・・)。 「ホータロー」こと折木奉太郎 「える」こと千反田(ちたんだ)える 「里志」こと福部里志 「摩耶花」こと伊原摩耶 […]

箱根駅伝の感動を再び。弱小チームが魅せてくれる熱くなれる物語!風が強く吹いている 三浦しをん/著

60爺は、この本(文庫本)を本屋で手にして読みたいと思いました。直観は間違いなく、とにかく面白いですよ。是非、読んだってくださいね。 傑作だと思います。ちょっと、ファンタジーかな。こんなに物事がうまくいっちゃっていいんだろうかという疑問はありますが、感動が上回るので、良しとしましょう。 10人目が、そのボロアパート(竹青荘)に入居したとき、何かが回り始めます。 蔵原走(かける)を、アパートの管理者 […]

絶対に面白い。読み始めたら止まらない本で聞くピアノコンサート!蜜蜂と遠雷 恩田陸/著

1.とにかく面白い本です! この本は面白いです。60爺は、ものすごく面白いと感じました。2段組み507ページの長編ですが、最初から最後まで、感動しながら、ワクワクしながらあっという間に読み進めることができました。 ページをめくったら最後、物語りに引き込まれ、次のエピソードはどうなるのか期待しながら読み込めます。また、その期待が裏切られることは、決してありません。 60爺は、読んでいるときは知らなか […]