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著者の頭文字

著者の頭文字を「あかさたな、はまやらわ」順に分けています

初めから謎、謎、謎と進みますが、読後は爽やかです!警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官 梶永正史

1.概要 本作は、2014年第12回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作です。「このミス」大賞作は、外れがないと感じていますので読んでみました。 この物語は、文章は読みやすく、すらすら読めると思います。60爺は面白く読めました。物語は、銀座のど真ん中の銀行で銀行強盗が発生するところから始まります。動くな。床に伏せろ。手を上げろ。 主人公は、表題にもある通り、警視庁捜査二課の郷間彩香です。警部 […]

一流の人間の持つ魅力が語られます。読みやすいですよ。羽生善治 × AI 長岡裕也/著

1.概要 棋士:長岡裕也五段が10年以上羽生善治九段の研究会の相手(VS:ブイエス)を務めていますが、その長岡五段が羽生九段について語った内容です。 60爺も、本ブログでは、将棋のタイトルの記事や、月ごとの将棋界の結果を載せるようになって久しく、4級程度の見る将ですが、最近の将棋界は藤井七段の活躍で躍動していますね。 文章は淡々としており、VSを通して接した羽生九段の思い出話がたくさん記載されてい […]

天才女性相場師の凄まじいまでの取引を描く!ブラック・ヴィーナス 城山真一

1.概要 2016年第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作です。 主人公は二礼茜と百瀬良太です。二礼茜は都市伝説とされた女性投資家です。 百瀬良太は理想を持ってメガバンクに入行したものの、理想と現実の余りのギャップに夢破れ、失望して三年で退職し、零細企業を営む兄の金策の過程で二礼茜と知り合います。 ひょんなことから、彼女を知った百田ですが、彼女の人を助ける心に触発されていきます。 物語 […]

石田三成の本当の姿を見ることが出来る!八本目の槍 今村翔吾著

1.概要 「羽州ぼろ鳶組」シリーズ作者の今村翔吾の戦国時代末期の賤ケ岳七本槍の面々を主人公にした短編連作小説です。 七本槍ですから当然七編の物語なんですが、作者は、七本槍の面々を描きながら、石田三成を前面に押し出しています。石田三成が「八本目の槍」ということです。 今回は内容紹介を先にします。 秀吉の配下となった八人の若者。武勲を上げた七人は「賎ケ岳の七本槍」とよばれるようになる。「出世」だけを願 […]

登場人物はとんでもないモンスターだらけ!作家刑事毒島 中山七里著

1.概要 著者の日記「中山七転八倒」の中で何回も登場していた出版業界を舞台にしたミステリです。最後に、後書きを書かれていた方も進めていることもあり読んでみました。 この小説は短編ミステリ集で5編の物語が楽しめます。 ばら撒かれる毒舌が凄いですが、じつは、これ、著者の本音がばら撒かれているんですね。先ほどの「中山七転八倒」の中で著者が言っていたことが、何度も出てきています。‬ 主人公は、刑事の高千穂 […]

二作目も面白いこと保証します。出羽新庄藩火消しぼろ鳶組の活躍 夜哭烏 今村翔吾著

1.概要 江戸時代の火消しを主人公に据えた時代小説の第二弾です。 こちらも、前作に劣らず滅法面白い小説になっています。是非、手に取って読んでいただけると良いです。 主人公は松永源吾と羽州ぼろ鳶組の面々です。松永源吾は、すっかり出羽新庄藩に溶け込んでおり、序章では、妻の深雪を連れて国元に帰って、国元の消防状況を確認しているという設定になっています。 また、先生と呼ばれる加持星十郎も、長谷川平蔵(鬼平 […]

皆の知らない現代美術界が垣間見れます!神の値段 一色さゆり/著

1.概要 2015年第14回『このミステリーがすごい! 』大賞の大賞を受賞した小説です。美術ミステリーです。 前週紹介した「嘘をつく器 死の曜変天目」は、作者一色さゆりの二作目でしたが、本書がデビュー作であり、60爺は読む順が逆になりました。 本作は、「嘘をつく・・」よりも面白かったです。本作も次作も1件の殺人事件が発生して、被害者や、その周りの出来事や軋轢を扱っていますが、本作の方がより内容に引 […]

悲しい結末ですが・・・!嘘をつく器 死の曜変天目 一色さゆり/著

1.概要 第14回『このミステリーがすごい』大賞に選出された著者の二作目です。 主人公は、早瀬町子と馬酔木(あしび)泉です。 早瀬町子は、鞍馬山の麓の窯元西村世外という陶芸家の弟子で、馬酔木は、京北大助教で記憶力、観察力、頭の回転の速いどれをとっても並外れた人物です。 町子は、西村世外の手伝いの中で、世外の息子の久作からのひょんな指示から世外が行っている秘密の焼き物を目にすることになります。 この […]

最後まであきらめない主人公たちの活躍に感動!生存者ゼロ 安生正/著

1.概要 『このミステリーがすごい』大賞関係の小説が続きます。 第11回『このミステリーがすごい』大賞に選出された小説です。大賞受賞時の題名は「下弦の刻印」でした。 陸上自衛官の廻田三佐と感染症学者の富樫が主人公ですね。 序章で富樫の悲劇が語られ、第一章で、廻田三佐が北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で遭遇した職員全員死亡の事件に、富樫が絡む場面が出てきます。 さらに、富樫は、同僚の鹿瀬の罠には […]

中山七里のハチャメチャ日記面白いっス!中山七転八倒 中山七里/著

1.概要 第8回『このミステリーがすごい』大賞で選出された『さよならドビュッシー』の著者が書いた日記です。2016年1月7日から翌年の2017年5月31日までが収められています。 このうち、2016年9月5日から最終回017年5月31日までは、幻冬舎のwebサイト「ピクシブ文芸」に24回に渡り掲載されました。 中山七里の小説の感想は4冊ほど載せていますが、それぞれ読みやすく、内容も面白いと思ってい […]