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竜崎の大森署最後の事件、お馴染みの面々が大活躍、次の舞台は!棲月 隠蔽捜査7/今野敏 著

隠蔽捜査も7を数えました。大森署での竜崎伸也の活躍も今回が最後になりそうです。 「BOOK」データベースに、異動の噂を聞いて動揺するとの記載があります。 私鉄と銀行のシステムが次々にダウン。不審に思った竜崎はいち早く署員を向かわせるが、警視庁生安部長から横槍が入る。さらに、管内で殺人事件が発生。だが、伊丹から異動の噂があると聞かされた竜崎はこれまでになく動揺していた―。 今野敏の小説は全部そうなん […]

伊達政宗を支えた伊達三傑のひとりである伊達成実の物語!龍の右目 伊達成実伝/吉川永青

戦国の東北の雄「伊達正宗」の右腕と言われた、伊達三傑のひとりである伊達成実(だてしげざね)の一生を描く物語です。 伊達正宗は、人によっては、あと10年早く生まれていれば、天下を握れるほどの逸材であると言っています。 また、一時は秀吉に下るも、関ヶ原の隙をついて、再度東北を手に入れようとしたなどの話も伝わる、為政者からすると、ちょっと問題のある人物像です。 この正宗、この小説の中にも出てきますが、片 […]

山にまつわる怪現象をとりまとめた一冊、怖い話が盛りだくさん!山怪実話大全/東雅夫 編

表題の通り、山にまつわる怪現象を一冊の本にまとめたものです。後書きを読んで知ったのですが、山にまつわる小説をまとめた前作(文豪山怪奇たん)が好評だったので、今回は実話をまとめてみたということが述べられています。 昔から、日本では山岳信仰があります。山は、神の住む神聖な場所であり、人間の身で侵してはならない領域であるという言い伝えを聞いたことがあります。 60爺は、怪しいものを見る能力は持っておりま […]

現代の棋士のエピソード満載、興味のある方は是非一読を!等身の棋士 北野新太/著

以前、紹介した「透明の棋士」著作の北野新太(きたのあらた)の棋士に関する本の第二弾です。 目次は、以下のようになっています。 序 台風下の棋士 Ⅰ 神域へ Ⅱ 想いの航跡 Ⅲ 途上の夢 Ⅳ 戴冠の時 終 路上の棋士 序は、現羽生竜王のエピソードから始まります。 Ⅰ章 神域へ 昨年デビュー後29連勝して、日本を熱狂させた藤井聡太六段のエピソードが満載です。 藤井六段の奨励会三段の一期抜けの話から始ま […]

大沢在昌の短編八件、それぞれ、ひねりが効いていて面白い!覆面作家 大沢在昌/著

大沢在昌著作の短編集です。主人公は、小説家の“私”です。主人公が遭遇する事件を自らが語る形式で、物語が展開していきます。256ページの本で、八つの作品が載っています。 この作品集は、大沢在昌が、自らの生活を投影しているような感じです。作品の中で、主人公は何度も、取材はしていない、すべて私が想像で考え出したものだと言っています。 主人公に近づいて、持ち込んだ話を小説にしてくれと言ってくる輩は、そんな […]

現代の科学では説明し切れない領域、うかつに手を出すと・・!聖域/篠田節子 著

60爺は、また、篠田節子の冒険小説を読みました。この小説は、1994年に初版の出たもので、日本の東北が舞台となっています。 主人公は実藤という編集者です。本人は、やる気満々でいた部署かはずされ、月刊から季刊に代わってしまった、もう後がない雑誌の編集に移動させられてしまったところから物語は始まります。 内容紹介です。 関わった者たちを破滅へ導くという未完の原稿「聖域」。一人の文芸編集者が 偶然見つけ […]

無血開城となった江戸城黒書院に居座る質実剛健の侍とは!黒書院の六兵衛(上)(下)/浅田次郎 著

1.概要 幕末の、しかも、無血開城となった江戸城に、何の因果か、官兵の先遣隊となってしまった尾張藩士:加倉井隼人、慣れない静養軍服と陣羽織、赤熊の冠り物を着て江戸城に乗り込みます。 不戦開城決した江戸城に、てこでも動かぬ旗本がひとり。居てはならぬ旧幕臣 の正体があきらかになるにつれ、城中の誰もが遠ざけ、おそれ、追い出せない ……幕末の武士の屈託まで描き出す、時代ミステリー傑作。 ここで、江戸城にあ […]

読後感は爽快といかないが、それぞれ読ませてくれる物語です!希望荘/宮部みゆき 著

この「希望荘」、杉村三郎シリーズの第4弾なんですね。 60爺は、シリーズものであることすら知りませんでした。主人公杉村三郎の離婚の原因がさらっと述べられており、「うわっ、ひどい話」と思いましたが、まさか、シリーズものとは・・・。 宮部みゆきの小説ですので、きちんと読ませてくれますが、物語自体は、皆、闇を抱えています。 謎を解明してくれますが、読後感は、少しばかり、ドヨーンとしたものが残ります。爽や […]

これを読めば、<古典部>シリーズの通になれる!?皆様も是非!米澤穂信と古典部/米澤穂信 著

この本は小説ではありません。 〈古典部〉シリーズ15年のあゆみと題したインタビューから始まる、米澤穂信が 〈古典部〉シリーズについて、裏話を交えて語るところから始まる古典部シリーズ好きな読者に送る古典部シリーズの解説書です。 この本のうたい文句です。 書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メン バー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開! 『氷菓』以来、米澤穂信と一 […]

何もかもに疲れ果てた劇作家が逃げ出したドイツで見た真実とは?ライプツィヒの犬 乾録郎/著

1.概要 過去に、「忍び外伝 」や「忍び秘伝」を読んだ乾緑郎の作品です。 乾緑朗は、このブログ初登場ですね。 割と面白く読んだ記憶(詳しい内容は例によって覚えていません。60爺の記憶はどうなっていくのでしょうか ^^;)があり、全く畑違いのジャンルですが、手に取ってみました。 まずは、作品紹介です。 シェイクスピアの翻案で名を成した世界的劇作家ヘルムート・ギジが、30年 ぶりの新作「R/J」ととも […]