とてつもなく、やりきれない思いがする本読んでいて疲れます!一九八四年 ジョージ・オーウェル/著

シェアする

Pocket

60爺は、この小説を完読するのに、非常に疲れました。

この小説、巷では傑作だと言われますが、60爺には、どこが傑作なのかわかりません。

とにかく、暗いです。時代は、独裁者に治められている世界です。常に、テレスクリーンと言うテレビみたいな機器に監視されており、自由と言うものが全くない日常が語られます。

主人公ウインストン・スミスは、こんな世界に疑問を持っておりながら、歴史を改ざんする部署に勤めています。

数年前に起きた出来事が、自分の記憶と違ったはずなのに、なぜ、こんなことが行われねばならないのかを考えながらも、小さな抵抗を示すだけです。

前半は、ウインストン・スミスが、いろいろ考えることが淡々と述べられます。そして、一党独裁である党に対しての不満や疑問が膨れ上がっていきます。

この主人公ウインストン・スミスが、黒髪の女性ジュリアと出会い、世の中で禁止されていることを次々と行っていきます。

当初は、彼女が党に忠誠を誓い、自分を付け狙っているスパイだと思っていたスミスですが、彼女との情交を含めた党への反逆と言うか、やってはいけないことへの憧れというかを次々と実践していきます。

しかし、結局、当局の監視からは逃げ切れずに捕われてしまい、当局に洗脳されていく過程が、また、長々と語られます。

そして、この中で、スミスの知り合いが次々に当局に拉致られていくことも述べられています。

この中で、残ったものが事実だなんて、当局のお偉いから聞かされ、だんだんとそれに同化していってしまうスミスでした。最後は許されて、2+2=5なんてことも、平気で信じる人間になってしまいます。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

新品価格
¥929から
(2019/4/25 11:20時点)

これを読んでいると、非常に疲れるし、いらいらしましたが、現代社会も、ここまでいかないまでも、昭和の時代や、北朝鮮など、こんな感じで、国民をだまし続けているのかなと考えました。

昨今の日本も、共謀罪みたいな法律が出来て、自由を脅かすことにならなければいいがと危惧を感じました。

皆様も機会があれば目を通してみてもいいかと思います。

ですけど、この本は読んでいても楽しい気分にはなれないことを、60爺は、保障しちゃいます。

60爺は、読んでいて楽しい気分にさせてくれる作品が好きです。ですので、この小説については、あまり、お勧めはしませんので。

この小説に関しては、是非ご一読とは言いません。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする