吉川英治版とは全く異なる武蔵像が紹介される七編の物語!敵の名は、宮本武蔵 木下昌輝/著

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1.概要

今回は、宮本武蔵を敵からの視点で見た短編集です。七編の短編で成り立っています。

以下の七編です。

  1. 有馬喜兵衛の童打ち
  2. クサリ鎌のシシド
  3. 吉岡憲法の色
  4. 皆伝の太刀
  5. 巌流の剣
  6. 無二の十字架
  7. 武蔵の絵

2.内容ちょっぴり

それぞれのお話の簡単な内容ですが・・。

(1) 有馬喜兵衛の童打ち

“童殺し”の悪名を背負った鹿島新当流の有馬喜兵衛が、宮本無二斎と弁助(武蔵)と呼ばれる子どもと出会って、高名な武士を倒すと言う目的を持った武蔵と対峙して・・。

(2) クサリ鎌のシシド

吉川武蔵では、宍戸梅軒と言う「鎖鎌使い」が、世間知らずの男となっていますね。自分の命を救ってくれた女性を救うために戦います。武蔵に象の絵を託し、・・・。

(3) 吉岡憲法の色

京都の名門吉岡流の総帥となった吉岡源左衛門は、武蔵の描いた黒一色の絵に衝撃を受けます。吉岡は、藍染で有名な家の設定しています。吉川武蔵と違い、吉岡一門(大多数)との決闘は出てきませんね。

(4) 皆伝の太刀

柳生新陰流の二剣士と邂逅する武蔵、しかし、彼らと行っているのは?そして、そんな武蔵を蔑む影が現れて、・・。武蔵と、柳生の二剣士の運命はどうなるのでしょうか?このあたりから、60爺には話が、やや見えなくなってきます。

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(5) 巌流の剣

ここで宿敵、佐々木小次郎が出てきます。しかも、名前が津田小次郎になってます。小次郎は、父と友達であり弟子であった本位田外記をを救うために、美作へ向かい、そこで出逢った圧倒的な敵との戦いの末に・・、えー、どういうこと。

(6) 無二の十字架

このお話の中で、「皆伝の太刀」や「巌流の剣」の謎が明らかにされます。そして最後の戦いの敵が、・・。

(7) 武蔵の絵

本書の最後を飾る最終章。巌流島の戦い後、消息が途絶えていた武蔵の噂を聞いた吉岡源左衛門は、京都を発って九州へ向かうが、さて、武蔵の消息を聞けるのでしょうか?

吉川英治版とは全く異なる武蔵像があります。

是非、ご一読を。

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