さすが宮部みゆきのお話はそつがない、怖くて切なくて感動的です!三鬼 三島屋変調百物語四之続 宮部みゆき/著

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1.概要

60爺は、久しぶりに、宮部みゆきの小説を読みました。
三島屋変調百物語の第四弾です。四つの物語が入っています。

  1. 迷いの旅籠
  2. 食客ひだる神
  3. 三鬼
  4. おくらさま

川崎宿の旅籠・丸千の一人娘である おちか は、ある事件を境に他人に心を閉ざし、江戸で袋物屋を営む叔父夫妻を頼り、行儀見習いの名目で身を寄せています。ある客の話し相手をしたことを機に、叔父の伊兵衛が市井の人々が持ち込む不思議な話を百集めるという計画を立て、おちかは客の聞き手となります。(Wikiより

2.内容ちょっぴり

それでは、それぞれの作品について簡単な感想を述べていきます。

三鬼 三島屋変調百物語四之続

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(1) 迷いの旅籠

亡くなったものを取り戻すために奮闘し、その結果、完全なものではなくとも、それが現実となった場合の人間の弱さというか、悲しさが語られます。

スティーブン・キングのペット・セマタリーとつながるところがありますね。今回のお話では、キングのものとは全然別の形でお話が終わります。悲しく切ないお話です。

(2) 食客ひだる神

こちらも悲しいでお話ですが、神様が食べすぎで・・・となり、その影響でおうちが・・・になり、・・・するように言い聞かせると、不承不承ながら承知するくだりが笑えました。

最後に、故郷の葬式に行って戻ってきたら、神様がいなくなってしまい、そこで、彼らは・・・。最後、感動モノです。

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感想(0件)

(3) 三鬼

これは怖いお話ですね。理不尽なことから復讐を遂げた武士が語るお話ですが、年季を勤め上げるために入った山に怪異が起こります。

食料が限られた地域で起こる生きるための悲しい知恵・・・、それを防げない葛藤、最後は、妹の目に見えない力に助けられ、反目し合った朋友と妹の関係でほのぼのとさせられますが、悲しい結末が待っています。

(4) おくらさま

この物語もおっかない話です。

でも、60爺が、その当主となった場合は、物語中の美仙屋の婿と同じことをやってしまうかもしれません。

生霊としてやってきた老婆に話を聞いたおちかが、けがをして帰ってきた従兄弟、貸本屋の息子である勘一と、その謎を解き明かします。

とても怖いことが語られますが、どこかで本当にありそうな話ですね。将来、おちかと勘一の間に何かが起こりそうな予感を含めて、今回の物語は終了します。

怖いけど、感動必至です。是非是非読んでくださいませ。

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