ファンドマネージャ鷲津の見事な不良債権処理、彼の剛腕を見よ!ハゲタカ 真山仁/著

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1.概要

テレビ朝日で、綾部剛主演でハゲタカがやっておりました。

60爺は、普段は余りテレビドラマを見ない方なのですが、このドラマは、第二部で、ホライズン・キャピタルの社長職を馘になった鷲津が、自分一人の力で逆襲に転じるという痛快な物語に見せられ、最終回まで一気に見てしまったものです。

そこで、この原作に興味がわきまして、調べてみますと、ハゲタカ及びハゲタカⅡというタイトルが見つかりました。

コミックが原作かと思っていたのですが、驚いたことに実際は、2004年に刊行された経済小説でした。

そして、この小説は、以降、ハゲタカ2.5 ハーディ、レッドゾーン、ハゲタカⅣ グリード、シンドロームと続いていきます。さらには、ハゲタカ4.5 シンドロームも刊行されました。

2.内容ちょっぴり

テレビが終わったので、今度は、小説も読んでみようと思い立ちました。

上下巻に分かれた講談社文庫で読みました。
内容紹介は次の通りです。

主にバブル崩壊後の1997年-2004年(ハゲタカ)外資系バイアウト・ファンド(ハゲタカ ファンド)マネージャー鷲津政彦、および銀行員から企業再生家(ターンアラウンドマネージャー)に転じる芝野健夫を中心として、彼らが不良債権処理や企業買収を行う姿を軸に話が展開する。

テレビでは、はしょる部分があるのが当然ですが、プロローグがカットされていたように思います(違っていたら御免なさい)。

人公の鷲津政彦は、ジャズピアニストとしての才能に恵まれていたものの、それを上回る企業再生の才能をアメリカのファンド会社に魅出だされ、ゴールデンイーグルの異名をとる人物となって日本に帰ってきます。

ここから、鷲津と買収される企業の人物たちとのやり取り、銀行で不良債権処理に関わる芝野健夫達との関わりと折衝の内容が詳しく描かれます。

そして、銀行の自分に対する考え方を見切り、企業再生家(ターンアラウンドマネージャー)に転じる芝野、重厚なホテルの娘で、将来、ホテルをどのように変えていこうか考える松平貴子、銀行の番頭である飯島亮介との関わりも生まれます。

小説は、プロローグに始まり、社長としてホライズン・キャピタルを率いる鷲津の姿、恋人で企業再生家としても凄腕のリンが登場します。

Ⅱを読んでいないので、サムライ・ファンドのメンバに金髪の女性がいましたが、性格付けが全く違うように見受けました。

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)

3.最後に

また、こちらもⅡを読んでいないので定かではありませんが、鷲津の後の社長となるアラン・ウォード(テレビでは、アラン・フジタでしたね)も出てきます。

こちらは、鷲津に目をかけられ、様々な場面で鷲津から鍛えられている場面が出てきます。

彼らが、企業買収に情熱を挙げて取り組む姿勢や、債務者を追い込むための様々な工夫、プレゼンに打ち勝つための事前の準備など、感心させられるシーンが多く、上下巻をあっという間に読み切りました。

エピローグで、プロローグの謎が解け、見事な終わり方をしています。

Ⅱも早々に読んでみたいと思います。

是非、ご一読を。

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