うつ病は誰でもかかる病気、プロ棋士が将棋をなくした一年間!うつ病九段/先崎学 著

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1.概要

先崎学は将棋の棋士です。段位は九段です。

先崎学が、鬱病にかかり、その闘病記を書いんですね。それで、本の題名が「うつ病九段」と言う訳です。

199ページの黄色いカバーに包まれた本です。表紙は、先崎九段と頭に王将が載っています。副題として、「プロ棋士が将棋をなくした一年間」と記されています。

帯の記載内容は以下です。

 『ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって』
 空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、突然の休場を余儀な
 くされた羽生世代の棋士。うつ病回復末期の“患者”が
 リハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記。

先崎学は、現在九段で、1970年生まれですね。棋戦優勝は2回あります。

NHK杯戦(第40回-1990年度)は、決勝で羽生善治(現在竜王)を破っての優勝です。

もうひとつは、若獅子戦(第14回-1991年度)です。順位戦A級在位は2回、現在はB級2組に属しています。竜王戦は、4組(1組:6期)一流棋士と言って過言ではないと思います。

この先崎九段、異才で将棋の書籍以外にエッセイだとか、その他の書籍をかなり出しています。いくつか書き出してみます。

  •  先崎学の浮いたり沈んだり (文春文庫)
  •  今宵、あの頃のバーで (将棋連盟選書)
  •  フフフの歩 (講談社文庫)
  •  摩訶不思議な棋士の脳

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 [ 先崎 学 ]

価格:1,350円
(2019/4/26 13:55時点)
感想(4件)

2.内容ちょっぴり

60爺は、失礼を承知で書きますが、こういう方は、うつとは縁遠い人だと思っていました。

うつになるのは、いろいろ思い悩む人がなるものだと思っていました。今回、この本を読んで、度を越えて忙しかったりすると、誰でも「うつ」になってしまうんだということがわかりました。

とにかくつらくて、死にたがる病気だそうです。

でも、絶対に治る病気でもあるそうです。先崎九段のお兄さんが精神科医で、病院を予約し、回復に至るまで強力にフォローしてくれたことも記されています。

先崎九段は、将棋界を盛り上げようと、昔から著作を通して将棋界を語っていた人です。今回は、その流れで映画の封切りに伴って全ての仕事を引き受けており、そこから、この厄介な病を発病したのです。

空前の藤井聡太ブームが将棋界に訪れたわけですが、あいにく、先崎九段は、この現象を認知したのが翌年になってからだそうです。

先崎九段は、羽生世代の棋士なので、後半の方で羽生善治(言竜王)に対し、ため口をきいているシーンも出てきます。

その他、中村太地王座鈴木大介九段(漫画ハチワンダイバー監修)など複数の棋士も登場します。

先崎九段が、お兄さんにも言われて闘病記を本にしたので、興味のある方は手に取ってみましょう。

是非、ご一読を。

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