久々の餓狼伝、姫川源蔵と磯村露風の闘いに驚喜せよ!新・餓狼伝 巻ノ四 闘人市場編/夢枕獏 著

シェアする

Pocket

夢枕獏の描く超人のような男たちが闘う武闘小説、新がついてからの4巻目です。毎回、男たちの熱い闘いが語られます。

今回は、天皇家の人々を護ることに由来する「菊式」と、徳川家に由来する「葵流」の闘いがメインとなります。これらの使い手である姫川源蔵と磯村露風が本編の主人公と言って差し支えないでしょう。

彼らの素晴らしく、すごい闘いが何ページに渡って語られます。今回の戦いの場は表題にもある闘人市場、他の物語にも出てくるアンダーグラウンドでの闘いであります。

ですので、どちらかが倒れるまで・・、ある意味、死んじゃうまで闘うのです。

寝技研究会を主宰する隅田元丸のもとを姫川源三――北辰館・姫川勉の父が訪れた。「無寸雷神」なる技を用いる源三は、隅田と闘いを繰り広げる。

しかも、ルールは何をやってもOK!見つからなければ、凶器を使おうが何でも許される闘いなのです。それをやるのが50を過ぎたおっさん達でございます。うーーん、すごい、60爺も老け込んでるわけにはいきません。

また、技の名前として、無寸雷神、不知火、淡水、かたばみなどが出てきます。ちょっとした解説が出てきますが、昔はこんな技を使っていたんだろうなと妙に納得できます。

新・餓狼伝 巻ノ四 闘人市場編 (FUTABA NOVELS)

新品価格
¥907から
(2019/2/11 14:54時点)

今回、この闘いのレフリーに、丹波文七が指名されました。さんざん、強さとは何なのか悩みこんでいる文七ですが、「菊式」バーサス「葵流」の闘いの魅力に抗せず、レフリーを引き受けます。

文七をレフリーに置いたのですから、この闘いもレフリーを第三者としての闘いにはなりません。文七も巻き込まれた形での闘いになりますが、この部分は、皆さん、実際に小説を読んで面白さを堪能してください。

表紙も怖いです。このあっさんは、松尾象山でしょうか?もはや、普通の人には見えませんね。

しかし、夢枕獏の小説は、次の巻が出るまで長いものですから、どんなストーリーだったか60爺には思い出すことが出来ません^^;

登場人物も、丹波文七、松尾象山(多分、創始者の大山倍達がモデルでしょう)、姫川勉、巽真、堤城平、カイザー武藤と、名前だけは思い出せるのですが、誰と誰が闘って、ここまで来たんだっけというのが全然覚えていないんです(困ったもんだ ^^;)!

新・餓狼伝 巻ノ四 闘人市場編 [ 夢枕 獏 ]

価格:907円
(2019/2/11 14:56時点)
感想(4件)

しかも、柔道家や空手家、そして、プロレスラーなど、それらの垣根を越えた闘いが語られてきましたが、その流れをまったく思い出せずにいるんです。

しかし、こんな状態にもかかわらず、小説の中に入り込めますし、その面白さがバシバシ響いてきます。面白さに引き込まれて、短期間で1冊を読みおえてしまうのが欠点です。

シリーズ終了に向けて新たな戦いが始まる形で、今号を終えますが、次回の巻が待ち遠しいです。

是非、ご一読を!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする