いろいろな棋士の生きざまに触れる、棋士の純粋さがわかる本!透明の棋士 北野新太/著

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いわゆる将棋指し、将棋の棋士に対して、著者が取材した内容をまとめた111ページの小冊子です。1,000円なんですね。

さて、60爺は下手の横好きで、将棋を指すことも出来ます。棋力は、コンピュータソフトで推し量ってみたところ、アマ4級くらいです。たいしたことはありません。

現在は「見る将」をしておりまして、タイトル戦の行方を追っています。姉妹ブログにタイトル戦の状況をほぼリアルで追いかけていますので、よろしければ、ご参照ください。

先日、中学生棋士で、デビュー後29連勝の将棋界の連勝記録を更新した藤井四段が、デビュー後50勝に到達したことが、読売新聞の社会面に掲載されると共に、NHKで報じられていました。

藤井四段は、デビュー後1年1ヶ月で50勝に到達したそうで、あの羽生棋聖の1年3ヶ月を上回ったそうです。

この本は、2005年7月瀬川晶司が日本将棋連盟の編入試験を受けるに当たって、過去に瀬川の記事を見たことのある筆者が話をしたい、会いたいと思ったところから始まります。

瀬川は、奨励会を年齢制限で退会となりましたが、その後、アマチュアの大会で実績をあげ、特別に編入試験を認められ、それを乗り越えて棋士になった人です。

その後、上村亘、石田直裕、渡辺大夢(すみません。この方たちは知りませんでした)や女流の本田小百合、出雲の稲妻と呼ばれる里見香奈、今回ちょっとした事件の渦中にいた三浦弘行、それから屋敷伸行らのコンピュータソフトに敗れた時の記事など、エピソードがたくさん載っています。

私は、ある程度、日本将棋連盟のHPをチェックしているので、興味深く読めました。

ただし、将棋に興味のない方が読んでも、あまりピンと来ないかもしれませんが・・・。

後半には、将棋を知らなくとも名前だけは知っているであろう(過去に将棋界で唯一七冠王になった)羽生善治(現三冠(2017年当時))、将棋界でタイトルを獲るのが難しいのに、40台半ばで未だタイトル保持者)のエピソードがたくさん出てきます。

また、名人戦を争い、つい先日フリークラスに転出した森内俊之、現竜王の渡辺明も登場し、羽生について語ります。この二人の記事を読むと、羽生が将棋界で突出した存在であることがわかります。

筆者は、各棋士を非常に温かい眼で見ています。また、将棋界にいる棋士が非常に純粋であることもわかります。

是非、ご一読を。

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