久々の乾石ファンタジー開幕、紐結びの魔導士リクエンシス登場!赤銅の魔女 紐結びの魔道師Ⅰ/乾石智子 著

シェアする

Pocket

1.概要

久しぶりに読む乾石智子のファンタジー小説です。紐結びの魔道師 リクエンシスが活躍する小説ですね。

どこの世界でも同じですが、力が衰えてくると、侵略者が現れ進行してきます。そして、辺境の町は一番最初にその被害に巻き込まれてしまいます。

この小説は、「夜の写本師」から続くオーリエラントの世界の小説です。この方の描く小説はやっぱり面白いです!読み始めると、ページをめくる手が止まらなくなります。

本書の内容が出版社である東京創元社の本書の紹介ページに載っています。

イスリルの魔道師が、リクエンシスの館の庭に眠る、邪悪な魂を呼び覚ましてしまう。シリーズ屈指の人気者紐結びの魔道師が自らの内に潜む闇と対峙する、激動の三部作開幕!

2.詳細をちょっぴり公開

イスリルの侵略者たちの先頭には、必ず魔道士がいるそうです。その魔道士が、イスリルの館の裏手で見つけた邪悪な魂を見つけ、復活させてしまいます。

イスリルの進行を知ったリクエンシスは、無駄な争いを避けるため、剣闘士マーセンサスと相棒であり祐筆のリコと共に逃避行に入ります。

ひたすらに逃げて逃げて逃げまくるわけですが、復活した邪悪な化け物が後を追ってきて、否応なく対峙させられます。得意の紐結びの魔法を使って、化け物を翻弄して危機を脱するのですが、そこに別の思案も絡んできて物語が進みます。

さらに、ある剣(つるぎ)をひょんなことから手に入れ、やくざな一団と、人を人と思わない魔女から追われる青年(少年)との出会いもあって、一緒に旅をする形となります。

そして、しつこく追ってくる怖い魔女に対して、何とリクエンシスがポッとなってしまう場面が何度も出てきます。魔法の世界においても、男と女の関係ってのはわからないもんですな!

赤銅の魔女 (紐結びの魔道師1) (紐結びの魔道師 1)

新品価格
¥1,836から
(2019/2/8 12:53時点)

そして、常識から押し出されたような父子にも遭遇し、自ら行った行動の罰として、不埒な行動を仕掛けた魔女により、XXにされてしまったことを知り、そんな状況ではないのに人助けするような人の好さを見せてしまいます。

別に、世の中が混沌となると、別の野心を持った人間も出てきて、その地域を自分に従う支配しようとします。自分が世界を統一することに協力しろと強要され、さあ、どうやって脱出するのでしょうか?

後半になると、これらの登場人物の考え方と動きが収束して、やがて皆が一堂に集い、問題を解決するために、共に旅立っていくことになります。物語は、佳境に入るところで次巻につながります。うー、次の巻が早く読みたくなります。

とても面白い小説だと思います。

是非、ご一読を。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする