リクエンシスが仲間達と青息吐息の帝国の危機を救う 青炎の剣士 (紐結びの魔道師3)/ 乾石智子 著

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1.爽快な三部作の終了

何事にも前向きで、およそ魔道士らしくないリクエンシスが、何だかんだぼやきながらも、栄光の衰えた帝国の危機を見事に救います。

“死の谷”から生還したリクエンシス。敵に寝返ったエミラーダ。侵略軍を率いる元帝国軍人の真の狙いは。魔女国1500年の呪いは解けるのか?“紐結びの魔道師”三部作完結。

物語自体が、すごく良い終わり方で爽快でした。リクエンシスはトゥーラに一目惚れをし、めろめろの状態ですが、トゥーラと飛んだ「死の谷」で自分の過去に決別して、見事な成長と魔力の増殖を見せます。

リクエンシスが国に帰るところで今回の物語は終わりますが、彼と彼の仲間達の活躍する(であろう)次の物語を知りたいのは、60爺だけでしょうか?

2.リクエンシスと仲間達

最初は物凄くおっかなかったトゥーラですが、色々な経験をしてすばらしい成長を遂げたと思います。始めに登場したときは、邪魔なものは片っ端から殺して全く動じないとんでもない魔女でした。しかし、物語の途中から、自身の状況を把握し、目覚ましい成長を成し遂げます。

ユーストゥースも、弱っちい少年で、宝剣エクスカリバーには似ても似つかない短剣を蹴倒した関係で、リクエンシス一行に加わり、最後にはXXになるとの託宣を得ちゃいます!

リコは、博識な爺で、魔法世界の理をよく理解し、リクエンシス達の旅を和ませたり、指示を与えたりします。ぶうぶう言いながらも、リクエンシスには一目置かれているのは凄いことです。

頼りになる相棒マーセンサスは、リクエンシスと共に、あっちこっちで大活躍です。ユースに件を仕込むし、最後にXXXですが、皆さんで読んでみてください。

ダンダンは、「思索の蜥蜴」から最後に見事なXとなって、リクエンシス達をあっという間に故郷に誘ってくれますが、「XXナノヨ」の語り口で、リクエンシス達の行先を見事に導いてくれましたね。

リクエンシスを導くと言っていたエミラーダは、大司教を破滅から救い出すため、リクエンシスを裏切り?ます。一緒にリコを連れて行きますが、はてさて、・・。

変身魔法の大化エンリャは、あれになり、これになり大変な活躍を見せてくれます。こちらも、トゥーラを凌駕する魔法力で、リクエンシス達を補完してくれます。

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3.リクエンシスの旅路

今回、リクエンシスがトゥーラと行った「死の谷」から、仲間達への旅路と、その後、ライディネスと行った先を地図上に示してみましょう。かなり、移動しているようですが、距離がつかめないので、ピンときませんねエ!

「死の谷」⇒ ロックラントのどまん中 ⇒ オルン村(普通に帰って1ヶ月のところを半月かからず帰着)⇒ カダー ⇒ ラァム ⇒ ローランディア方面
⇒ オルン村 

今回の物語は、紐結びの魔道士三部作最終巻で、上述しましたが、爽やかに終了します。

是非、ご一読を。

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