悲惨な事件を追う警察とサイコパスの闘い!怪物の木こり 倉井眉介/著

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1.概要

第17回『このミステリーがすごい』大賞受賞作ということで読んでみました。ミステリー小説ですね。

主人公は、二宮彰(にのみやあきら)、弁護士です。しかし、彼は正義の味方などではなく、サイコパスであり、何人もの人間を殺してきた殺人者だったのです。

プロローグの後、平然と殺人を犯した彼が、怪物の仮面をかぶった男に襲われることから物語は始まります。弁護士でサイコパスというと、中谷七里の小説である「追悼の夜想曲(ノクターン)」に登場する「御子柴礼司」を思い出します。

この小説では、二宮が活動する場面と、刑事である戸城嵐子が、頭部を開いて脳みそを持ち去るという殺人事件を捜査する場面が並行で描かれていきます。

そして、二宮と戸城が邂逅する場面も記載されます。ここでは、二宮が、うまく戸城等捜査員たちをけむに巻きます。

内容紹介です。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い!
すべては26年前、15人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していた……。
選考委員各氏も絶賛した、サイコ・スリラーです。

2.詳細少し

とにかく事件は悲惨です。被害者の頭をたたき割って、中にあった脳を持ち去るという凶悪なものです。しかも、これが連続殺人となって、次々と被害者が続出します。

そして、調べが進むうちに、プロローグに現れた事件とつながっていきます。

小説には、マッドドクターが登場し、サイコパスを解明するために、児童を誘拐し、彼らにXX手術を行い、その結果が何をもたらすかを経過観察するという、とんでもない話が出てきます。

しかも、その経過観察を途中で放棄するようなことも解明されます。

冒頭で襲われ怪我をした二宮は、自分と同じサイコパスである仲間に、自分を襲った相手を調査させます。

警察と二宮双方で、犯人を追いかける展開が詳細に描かれ面白いです。

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最後に犯人が暴かれ、事件は終結しますが、後日譚が語られています。

そこへ持っていったかと終わり方をしますが、未来では、にのみやはどうなるでしょうか?そして、警察は真相にたどり着けるのか?

将来どうなるのだろうという感じで物語は終わります。

是非、ご一読を。

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