機動捜査隊の新しい相棒はスーパーマン!機捜235 今野敏/著

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1.概要

今野敏の警察小説は、どれを読んでも面白いですね。この小説もあっという間に読み切りました。

機動捜査隊の隊員である高丸巡査部長を主人公にした連作短篇集です。相棒の梅原がちょっとした油断から入院し、その代わりが相棒として着任するところから物語は始まります。

新しい相棒は、定年間近57歳の縞長でした。警官としては大ベテランですが、話を聞くと、刑事になったのは40で機捜は初めてだということでため息をついた高丸でしたが、それだけでは小説になりません。

このオジサン、すごい才能を持っていました。「ちょっと、車を止めて」と言って、指名手配犯を次々に確保していきます。さらに、武道も達人で、「弱い」方へ突っ込んでいったはずの犯人が次々と御用になります。

いつしか、高丸は憂鬱にって感じです。

内容紹介です。

警視庁第二機動捜査隊の高丸の新しい相棒は、白髪頭のロートルqq縞長だった。しかし、縞長は独特の能力と経験を秘めた刑事だった! 二人組(バディ)刑事小説の傑作。

2.内容ちょっぴり

機動捜査隊は、警察の中でも「楽でいいな。」みたいに呼ばれる部署なんですね。実際、初動捜査が終わると、「密行」と呼ばれる通常のパトロールに戻っていきます。

そんな中で、高丸は、手柄を挙げて捜査一課に呼ばれることを目指して、日々の業務に励んでいます。

縞長が着任した時も、このオッサンと組んでいると手柄があげられないやみたいな感じにがっかりしたりします。

しかし、上記に述べたとおり、縞長は「見当たり捜査班」にいて、人混みの中に潜む指名手配犯を見抜く素晴らしい目を持っていました。この目を以って、高丸班は、次々と指名手配犯を取り押さえていきます。

この過程が気持ちいいです。

同様に上述したように、合気道五段の腕も持っていて、凶悪犯も見事に取り押さえるのです。そんな縞長に、自分の能力の無さにがっくりした高丸の話も用意され、互いにカバーしあう相棒の良さを表現しています。

機捜235

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最初、互いに敬語で呼び合っていた高丸、縞長が、互いを信頼し合って相棒として成長していく様を堪能できる小説です。

是非、ご一読を。

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