たくさんの人物が登場し、ひとつの目標に収束していく物語。天使も怪物も眠る夜 吉田篤弘/著
1.概要 この作者の作品は初めて読みます。作品の世界に入り込むのに、少々時間を要しましたが、入ってみればなかなか面白く、409ページの長編でしたが、それほど時間を要さずに読み切りました。 今回は、始めに内容紹介をします。 二〇九五年、壁によって分断された東京は“不眠の都”と呼ばれていた。目覚めるのははたして天使か怪物か 眠り姫を目覚めさせるため、八人目の王子は壁をこえる 上述のように、西暦2095 […]