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SF・ファンタジー・幻想

山にまつわる怪現象をとりまとめた一冊、怖い話が盛りだくさん!山怪実話大全/東雅夫 編

表題の通り、山にまつわる怪現象を一冊の本にまとめたものです。後書きを読んで知ったのですが、山にまつわる小説をまとめた前作(文豪山怪奇たん)が好評だったので、今回は実話をまとめてみたということが述べられています。 昔から、日本では山岳信仰があります。山は、神の住む神聖な場所であり、人間の身で侵してはならない領域であるという言い伝えを聞いたことがあります。 60爺は、怪しいものを見る能力は持っておりま […]

面白く読めますが、第三作への繋ぎのにおいがします!ファインダーズ・キーパーズ スティーブン・キング/著

1.概要 ドクタ-・メルセデスに続くスティーブン・キングのビル・ホッジスシリーズ第二弾です。上巻 313ページ、下巻 314ページの長編です。 何度も言っていますが、スティーブン・キングの小説の結末は、耐え切れない結末が多いのですが、この小説の結末は第一弾に続き、爽やかです。 そして、第3弾への期待が盛り上がってきます。最後の敵は、・・い、言いたいけど言えない。 2.上巻はプロローグ さて、上巻は […]

何だ、この結末は!ファンを馬鹿にしすぎ、駄作に陥った!アルスラーン戦記 田中芳樹/著

アルスラーン戦記最終巻16巻読み終わりました。 ウーン、何これ。余り、悪口を書きたくないんですけど、仕方なく完結させたんですね。ファンを楽しませようという気が全く感じられない作品ですね。 60爺ごときが何ですが、この作家のパワーですが、数年前から衰えていたような気がします。 そして、今回の作品の出来をみると、もう、わくわくする物語を描けなくなってしまったんだなと判断せざるを得ないです。第一部におけ […]

すぐ隣にある並行空間、迷い込んだら簡単には戻れない!遠乃物語 藤崎慎吾/著

藤崎慎吾が、遠野物語をモチーフにして、主人公を変更して書き起こした、もう一つの「遠野物語」です。 伊能嘉矩、佐々木喜善、この二人が主人公です。遠野出身の二人が、「遠野」ならぬ「遠乃」に迷い込んでしまい、ここを脱出するまでの約1年間の記録が冒険譚となっています。 本作において二人が巻き込まれる5つの事件は次の通りです。 サムトの婆 デンデラ野 郭公と時鳥 河童淵 オシラサマ これらは、『遠野物語』に […]

さすが宮部みゆきのお話はそつがない、怖くて切なくて感動的です!三鬼 三島屋変調百物語四之続 宮部みゆき/著

1.概要 60爺は、久しぶりに、宮部みゆきの小説を読みました。三島屋変調百物語の第四弾です。四つの物語が入っています。 迷いの旅籠 食客ひだる神 三鬼 おくらさま 川崎宿の旅籠・丸千の一人娘である おちか は、ある事件を境に他人に心を閉ざし、江戸で袋物屋を営む叔父夫妻を頼り、行儀見習いの名目で身を寄せています。ある客の話し相手をしたことを機に、叔父の伊兵衛が市井の人々が持ち込む不思議な話を百集める […]

キャラの設定が笑える。恩田陸の描く日本の近未来小説!錆びた太陽 恩田陸/著

1.概要 今回の作品は、またまた、恩田陸著作の小説です。 作者がこの方の場合、例外なく、楽しませてくれますね。舞台は、近未来の日本です。今回は、九十九山(つくもさん)という地名が出てきましたが、60爺は、筑波山だと推測します。 主人公は、財護(ざいご)徳子と言う女性国税庁職員です。 「財産を護ると書いて財護、人徳ある子供と書いて徳子、財護徳子でございます。」が彼女の挨拶の際の自己紹介です。 2.キ […]

エリンが獣と闘蛇の関係を解き明かすが悲劇はそこまで・・!獣の奏者 探求編、完結編 上橋菜穂子/著

1.成長したエリンが過去と対峙 探求編 第二巻より8年の月日が経過しています。この間、エリンは何と結婚して、息子を一人設けています。この設定に、60爺は、ちょっとビックリしちゃいました。 えーー、何で、誰と・・・って感じです。結婚相手は、物語に強烈に関係を持ったイアル(かつての真女の護衛戦士「堅き楯」セザン)でして、なーるほどと思いました。 強い絆で結ばれた二人は、後半、大公(アルハン)から追跡を […]

またまた恩田陸の張力者もの、先日の小説に触発され読み直した!夜の底は柔らかな幻 恩田陸/著

1.先日読了の小説に導かれ この物語は、60爺が先日読んだ「終わりなき世に生まれつく」の後日譚に当たっていたことから、読み直したものです。 各々のエピソードを読んでいきますと、確かに読んだことあるなと実感はしますが、詳細は覚えていないというところに、戸惑いを感じます。 上下巻で、かなりの厚さになりますが、下巻を100ページあたりまで読んでも、エピローグを思い出せない60爺って、なんなんでしょうか。 […]

キングの超能力者もの、邪悪との闘いは手に汗握る展開に!ドクター・スリープ スティーブン・キング/著

1.概要 いろいろな所でレビューを見かけた方もいらっしゃるとは思いますが、非常に面白い本です。60爺にとって、スティーブン・キングの作品って、救いの無いものが多いのですが、本作品は、読後が非常に爽やかです。 「シャイニング」の続編に当たります、というか、当たるそうです(すみません^^;60爺はよんでいません、怖いの駄目なんです。)。 シャイニングって、オバケ屋敷の話だったような。超能力を持った少年 […]

恩田陸の超能力者小説、「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフ作品!終りなき夜に生れつく 恩田陸/著

1.恩田陸の超能力者小説 またまた、恩田陸作品です。何で、恩田陸と言う作家は、こんなに次々と面白い作品を紡ぎだせるでしょうか? この作品は、60爺の好きな超能力者が活躍する物語、短編というか中編4作品です。この中で出てくる超能力は、「イロ」という特殊能力とされています。 この作品で出てくる途鎖という言葉は、頭の中に残っていて、過去に似たような作品があったかなって思っていましたら、帯に書かれてました […]