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ハードボイルド

潜入捜査官の苦境の生涯、最後は爽快な気分にしてくれる!ライトマイファイア 伊東潤/著

伊藤潤は、時代小説の旗手ですが、この小説は現代の警察小説です。 扱う事件は、下記概要にあるように、遠い昔となった学生運動がピークとなった時期の事件と重なります。 内容紹介です。 「よど号」ハイジャック実行犯に公安がいた!?1970年のハイジャックと簡易宿泊所放火事件。警察官・寺島が入手したノートの「1970」「H・J」の意味とは―― 45年の歳月を経 て、過去と現在の2つの事件が結びつく時、男たち […]

新たな探偵小説登場、展開が早く多彩なハードボイルド!それまでの明日/原尞 著

1.概要 この作家の小説は初めて読みました。探偵小説、ハードボイルドですね。 著者の名前を知らないので、ググってみたら、この小説、前作の『愚か者死すべし』から14年ぶりとなるものだということを知りました。 週刊朝日の書評の一部を引っこ抜いてみました。 毎月のように新刊を出す作家がいる一方で、数年に1作という寡作作家もいる。原尞の場合は、デビューから30年の間に長編4作、短編集1冊、エッセイ集2冊。 […]

荒唐無稽なエージェント同士の対決、俺は何で巻き込まれた?俺はエージェント 大沢在昌/著

飲み屋でグダグダやっていた俺が主人公です。昔のスパイ小説好きで、エージェントにあこがれている、今どき、珍しい人物です。 いつも行っている飲み屋で知り合いになった、飲み屋のおやっさん、おかみさん、客である堅気には見えない爺さんなど、そこで知り合った何人かの紹介がエピローグとなります。 まあ、話としては、荒唐無稽な内容で、本の表紙にあるイラストからも、コメディなのかなという印象を受けますが、なかなかど […]

大沢在昌の短編八件、それぞれ、ひねりが効いていて面白い!覆面作家 大沢在昌/著

大沢在昌著作の短編集です。主人公は、小説家の“私”です。主人公が遭遇する事件を自らが語る形式で、物語が展開していきます。256ページの本で、八つの作品が載っています。 この作品集は、大沢在昌が、自らの生活を投影しているような感じです。作品の中で、主人公は何度も、取材はしていない、すべて私が想像で考え出したものだと言っています。 主人公に近づいて、持ち込んだ話を小説にしてくれと言ってくる輩は、そんな […]

決して派手ではない一生だが常に向上心を持って生きた!武士マチムラ 今野敏/著

空手塾もやっている警察小説の名手今野敏の沖縄手(ティー)の達人松茂良興作の一代記ですね。 Wikipedia によると、松茂良 興作(まつもら こうさく、1829年 – 1898年)は、琉球王国時代から明治にかけて活躍した唐手(現・空手)家であり、泊手中興の祖と仰がれる人物であると出ています。 下記ページによると、磨いた空手の力と技を泊村のために尽くした人として、顕彰碑が建てられている […]

うーむ、それなりに面白いが展開が都合よくできているような!ジャングルの儀式 大沢在昌/著

1.概要 60爺には久しぶりの大沢在昌作品「ジャングルの儀式」です。 このブログでの大沢在昌の作品は2冊目ですか。 大沢作品なので、さくさく読めるし、それなりに面白かったです。 しかし、ウーン、設定と言うか何と言うか、やることなすこと全て、うまくことが運んで、どんぱちやって、終わりましたみたいな感があるのは、60爺だけですかね。 2.展開が都合よく進みすぎ ハワイから日本にやって来た桐生塊(きりゅ […]

大沢在昌のハードボイルド炸裂。凄腕の傭兵がタクシードライバー!夜明けまで眠らない 大沢在昌/著

1.概要 60爺の読書の部屋では初めての登場となる著者です。大沢在昌の「夜明けまで眠らない」です。 60爺は、大沢在昌の小説が大好きで、最近のものは大体読んでいますね。大沢在昌の小説は、テンポが良く、どんどん読み進められます。悪者はやくざ者が絡んでいる場合が多いですね。この作品にも出てきますよ。 主人公は、久我晋(くがすすむ)。職業はタクシー運転手です。昔、自衛隊にいて、その後、傭兵をやっていまし […]