題材がすごく重い、読んでいて苦しくなりますが救いも・・!人魚の眠る家 東野圭吾/著

うーむ、題材が重いですね。

前回読んだ「雪煙チェイス」がコメディだったので、こちらも軽いタッチのお話かと思っていましたが、読み進むにつれ、取り扱っている内容が非常に重いものであることがわかりました。

ネタばれになってしまうので、以下漢字の頭一桁をアルファベットにして感想を述べていきます。たとえば、JのMとは、実の娘のことです。

JのMが事故にあい、ISFMに陥ってしまいます。医師からは、もうKFのMKはないので、ZKTKする気はあるかと宣告されてしまいます。

もう、夫婦としての機能をはたしていない主人公たちは、一度は、ZKTKの方向に傾きます。しかし、SGのおWかれの瞬間に、両親は共に娘がUいたと直観し、KFのMKはあると信じ、JTRYに踏み切ります。

幸い、夫の事業は堅調で、その事業(R産業)で研究している技術を応用して、JHKKをさせると共に、娘の体を弱らせないよう、KNを操作する仕組みを取り入れるようなことまでします。さらには、HJの操作まで行おうとしていきます。

妻は娘のために、もう心の通わなくなった夫との離婚をあきらめ(お金の問題、KNやHJを動かす技術の問題が根底にあるわけです)、娘のKFを信じ、娘のこの状況を周囲にも積極的に発信していきます。

当然、周囲との軋轢が起こります。近いところでは、両親や息子、妻の妹やその子供、そして、KNやHJの操作に携わる技術者やその恋人、そして、周囲の人達の思惑が錯綜し、様々な事件が起こります。

夫の父親は、気持ちがわからないでもないが、妻が娘をGGにしていると怒り、二度と妻に会おうとしません。

息子は、GKで同級生たちにいじめられ、あれほど慕っていた姉に近づかなくなります。妹の夫も、やはり、「SNの状態をIきていることにしているだけだ」と言い放ちます。

そして、妹の娘は、JKは自分のせいだと思っていますが、それを打ち明けられずに思い悩んでいます。

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

新品価格
¥788から
(2019/4/25 14:24時点)

終盤に、大きな事件が起こります。

この事件で、妻は、自分のやっていることが周囲からどんな目で見られているのかを再認識し、同時に娘のSSについても、周囲の考え方を取り込み、行動が大きく変わるきっかけになります。

しかし、この事件により、夫、妹、妹の娘、KN操作の技術者も、自分の考えを見直す機会となります。

残念ながら、ハッピーエンドでは終わらず、娘はSBしてしまいますが、いろんなことを考えさせられた小説でした。

しかし、この奥さん強いなアーと思いました。やっぱり、男では、こんなことはできないと痛感させられました。 KN操作の技術者は、最後、ハッピーとなるようなのでホッとしたことが救いですね。

機会があれば、ご一読してください。