25名の武将の失敗談を考察しています。ビジネスの参考に!歴史の失敗学 加来 耕三/著

1.概要

歴史上の人物を取り上げて、その失敗の教訓を企業経営に生かすことを目的に書かれたものです。NTT東日本のホームページ連載を加筆して書籍化したそうです。

著者は、加来 耕三(かく こうぞう、本名:川崎 耕一、1958年10月29日 – )は、日本の歴史家・作家。血液型O型。(株)加来耕三事務所代表。所属事務所は三桂。静霞 薫(しずか かおる)・逢河 信彦(あいかわ のぶひこ)というペンネームで、それぞれテレビアニメの原作者、マンガ評論家としても活動している。  from wiki

その対象は25名もの武将です。戦国時代の武将が中心ですが、明治の動乱や遠く鎌倉時代の人物、中国からも2名の武将が遡上に挙げられています。

そういう訳で、この書籍は小説ではありません。それぞれの武将について、その逸話を話し、その失敗を説明したものです。

これらの話を覚えておき、ビジネスマンが厳しい生存競争を生き抜ける教訓としていければいいのではないでしょうか。

内容紹介です。

絶好のチャンスを活かし切れなかった明智光秀、身内の心が読めなかった織田信長…。企業経営で失敗しないための教訓を、歴史上の25人の英雄たちの失敗をもとに解説する。

2.内容ちょっぴり

著者は、8つのステージを用意して、それぞれの武将の逸話を用意し、著者の考え方を述べています。

60爺は、この書籍を読んでいて、最後の一言が似ているものがあると勝手に気が付きました。それが、「残念ウンヌン」という文言です。今、書籍から、この一言を書いてある武将を抜き出してみました。全部で6篇ありました。

  • 黒田官兵衛 残念なことであった。
  • 太田道灌 残念でならない
  • 上杉謙信 残念でならない
  • 源義経 残念である
  • 韓信 残念至極である
  • 徳川慶喜 残念なことではある

これらは、何を学べばいいのでしょうか?

また、黒田官兵衛で言えば、稀代の参謀は不遇を託ちつつ亡くなったといっていますが、関ケ原の際、九州を席巻し、あわよくば天下を掴もうとした人物と聞いています。

関ケ原が1日で終わったため、家康に九州の地を明け渡し、息子の長政に対し、家康を何故刺さなかったのかと詰問したとの逸話も残っており、死ぬ際は、達観していたのではと想像します。

歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓 [ 加来耕三 ]

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感想(0件)

長曾我部元親も、息子を亡くしたことが失敗と言っていますが、これはどうしようもないことではないかとも思います。

他にも、これが失敗ですかというお話もありましたが、それぞれの武将の逸話が面白く読めると思います。

是非、ご一読を。